5月の実践勉強会は、月初恒例の「対話会」からスタートしました。
今回のテーマは、「カウンセリングのスキルが日常でどのように活きているか?」。
ルームごとにさまざまな切り口で語り合い、学びを深めました。
▼資格に振り回されない、“わたしらしい歩み方”
あるグループでは「資格との向き合い方」が話題に。
2級キャリコン、産業カウンセラーなど、多様な選択肢があるなかで、どう選び、どう活かしていくのか。
「取ることがゴールになっていないか?」「維持費も含めて、本当に必要なものなのか?」
そんな問いを立てながら、それぞれが自分らしい学び方を模索している姿が印象的でした。
▼“傾聴”は子育てにも、営業にも、翻訳にも使える!?
もう一つの部屋では、カウンセリングスキルが日常でどんなふうに役立っているかをシェアしました。
- 子どもとの関係性が改善されたというエピソード
- 営業の場面で「聴く力」を使って信頼を築いた経験
- 相手の言葉を“翻訳”するように伝えるコミュニケーションスキル
- 対話を構造的にとらえられるようになったことで、迷わず人と向き合えるようになった実感
面談の中だけでなく、仕事・家庭・日常のあらゆる場面で「傾聴の力」が生きている。
そんなリアルな声に、参加者それぞれが自分の体験を重ねていました。
▼パンセの願い:「カウンセラーがいらない社会」へ
対話の最後には、こんな話もありました。
「本当はカウンセラーやキャリコンが“いない”社会が理想だと思ってます」
隣に座る上司や同僚、親や先生が自然と人の話に耳を傾けられる。
そんな“当たり前”が社会に広がれば、専門職はいらなくなるのかもしれない──
パンセの活動理念である「傾聴を通じてすべての人が輝ける社会をつくる」という言葉が、ぐっと胸に迫るひとときでした。
▼次回は“復唱”がテーマ。初心にかえる1時間
次回の勉強会では「副賞(=繰り返し伝えること)」をテーマに、初心に立ち返って練習していきます。
実は、キャリコンの現場でも、意外とおろそかになりがちな基本スキル。
- 復唱って、ただオウム返しじゃない?
- 感情に寄り添う副賞ってどうやるの?
- 言い換えや要約との違いって何?
そんな疑問を一緒に解きほぐしていきましょう。
▼キャリアに向き合うきっかけを、自分のペースで
「悩みを話せる場所がある」
「似た想いを持つ人と出会える」
「ちょっと勇気をもらえる」
パンセの実践勉強会は、そんな場でありたいと願っています。
これからも毎月、いろんなテーマで「聴くこと・語ること」を楽しんでいきます。
ご興味のある方は、ぜひお気軽にご参加ください。

PENSEEは、「傾聴のかかわり」を通して、全ての人々が輝いた人生を歩める社会を「創造」し、永続的に「発展」させ、将来世代へ「継承」することを理念とした一般社団法人です。
この理念に賛同いただけるキャリアコンサルタント・カウンセラーの方々と共に協働していくため、「PENSEE俱楽部」という会員制度を設けております。詳しくはこちらをご覧ください。(https://x.gd/Uz1nF)
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