パンセ副代表の菅です。
新型コロナの蔓延も落ち着き、秋の深まりと共に、私の日常もテレワークを進めながらも対面の仕事の比率が高まりつつあります。
そんなニューノーマルの仕事環境の中で、改めて組織体が高いレベルのチームワークを実現するためのサポートを要請される場面が増えてきました。そこで再び手に取ったのが、『世界最高のチーム:朝日新聞出版』という書籍。
グーグル流の「最小の人数で最大の成果を生み出す」方法とその考え方が書かれているのですが、そこでチームとして最も大切な事として掲げられているのが、「心理的安全性」です。そして、それを担保する方法として挙げられているのが「無条件の肯定的関心」、「傾聴」であり、それを形にしてグーグルで実践されている「ライフ・ジャーニー」というセッションが紹介されていました。
メンバーの人生のターニングポイントにおける①行動②その意図③味わった感情について説明してもらい、それについて対話するもので、それは事実ベースの対話ではなく価値観・信念ベースの対話をすることがポイントだそうです。当にワークショップで実践している「会員さんの人生を聴く」ダイアローグが、これに相当するではないですか!!。これを読んでいて、私はちょっと興奮してしまいました。
しかしその一方で、今月の会員I氏の人生を傾聴し、全員でダイアローグを進めたワークショップが、価値観・信念ベースの対話というより、やや事実ベースの対話に偏ったのでは…と、ファシリテーターとしては大いに反省した次第です。大学卒業後、IT企業等の人事を複数社経験し、キャリコン取得後、社内の社員だけで無く、学生支援等にも積極的に参加し、広くキャリアカウンセリングを実践して常に問題意識を持っておられる、ある意味では悩みが尽きないI氏とのダイアローグであるのに…
次回のゲストは会員のK氏。大学卒業後、業界新聞社での編集・営業職としてスタート。その後建設設備関係や学習塾、人材派遣業など転職を数回経験されています。キャリコン取得後、チャレンジャー支援やポジティブ心理学(レジリエンス)のセミナー講師も担当し、現職場で活かすべく計画中の50歳(気持ちは35歳)の男性です。人生の転機、キャリコンとの出会いも含めて、過去から現在の経緯とその思い、そして今後についてのビジョンをしっかりお聴きし、価値観・信念ベースを中心にダイアローグを進めたいと思います。
皆さんも参加して、ダイアローグを体感されませんか…
11月度の「傾聴ワークショップ」は、第二日曜日の11月14日15時~17時30分です。開催時間は10月度に引き続き午後に変更になっていますのでご注意ください!
関心がある方は、是非とも気軽に問い合わせてください。
参加者それぞれに、新しい学びと発見がある「傾聴ワークショップ」です。参加者全員で、傾聴の奥深さを実感し、自身の学びや気づきになる場を創り上げたいと思っています。
全国各地からの参加者があると嬉しいです!飛び込み参加も大歓迎です。
参加をご希望の方はお問い合わせ、お申し込みフォームよりご連絡ください。
傾聴ワークショップ オンライン開催
【11月度のご案内】
11月も引き続きオンラインで開催いたします!
1.日時:11月14日(日) 15:00〜17:30
2.内容
15:00〜17:30 「会員さんの人生を聞いてみよう!」
会員K氏の話を聴きながら、グループ対話(ダイアローグ)を行います。
様々なフィールドで活躍されている会員さんのことを知ると共に、相手の気持ち経験を感じながら問いかけや伝え返しを行い、傾聴力を磨きます。
3.ZOOMの案内:ID・PWは開催日前に参加者に送信します