【PENSEE活動レポート】≪8月 第1・2週 キャリアカウンセリング実践勉強会【リレーカウンセリング】≫
台風7号の襲来で、日本各地に被害が出るという散々なお盆休みでしたが、皆さまはいかがお過ごしですか?私が住んでいる丹波篠山はありがたい事に大きな被害も無かったのですが、蒸し暑さと落ち着かない気分が続いた為か、やや疲れ気味のこの頃です。
今日は、気合いを入れて「キャリアカウンセリング実践勉強会」の報告をいたします。
8月の実践勉強会は、久しぶりに「リレーカウンセリング」を行うことになり、その1回目を1日に、2回目を8日に実施しました。今回は、5名のカウンセラーが1人のクライエントに対して、カウンセラー1人が4~5分程のクライエントとのやり取りを受けて、次々に交替するリレー形式で約20~25分のカウンセリングを実施。その後、全員で学びや気づきを共有する形で行いました。同じクライエントに対し、他のカウンセラーとのやり取りを受けて、どう関わるのか?カウンセラーによって色々な関わり方や、着目点があることに気づきを得るとても良い機会だったと思います。カウンセラーとして実践された方は勿論、オブザーバーとして参加された方々も、短時間のカウンセリングでしたが、それぞれに自分自身の視点と比較しながら、多くの気づき、学びを得ておられることが、感じられる討議セッションでした。
1回目と2回目では、クライエント役も異なり、ライブの相談テーマも異なりますので、カウンセリングが違って当然なのですが、プロセスが特徴的に異なっていました。
第1週はPENSEEスタッフのWさんがクライエント役を担当し、ライブで自分の仕事のあり方についての葛藤・悩みを話しました。カウンセリングは22人の参加者の中から5人の方が順次実施。20分程度の短いカウンセリングでしたが、5人目の最後を担当する方まで、一人のカウンセラーが実施したかの様に自然な流れで進み、時間は短くてもそのプロセスはかなり進むということを実感出来たのではないでしょうか。
第2週目はPENSEEスタッフのIさんがクライエント役で、仕事へのモチベーションについての思いを語りました。今回は16人の参加者と少し少なかったのですが、5人のカウンセラーがそれぞれに深ぼりしたい言葉やクライエントの表情に注目してのやり取りで、多面的なクライエントの自己理解が深まるプロセスを見ることが出来ました。
8月後半、4週・5週もこの「リレーカウンセリング」をする実施する予定です。
短時間に、色んなカウンセリングスタイルを味わい見ることができる貴重なチャンスです。8月1回目、2回目のクライエントはスタッフが担当しましたが、カウンセラーの関わり方によって異なるクライエントの気持を味わってみたい方は是非、クライエント役に立候補して下さい。また、すでにカウンセラー役をされた方の再度のカウンセラー挑戦も大歓迎です。「カウンセラー役・クライエント役」の立候補をお待ちしています。
観察者として多くの方に見届けていただけたらと思いますので、ご興味のある方は是非ご参加ください。
本勉強会は、毎週火曜日21時~22時、Zoomで実施しています。
キャリアコンサルタントやカウンセラーの資格がない方のご参加も大歓迎です。
「傾聴」にご興味、ご関心のある方はぜひご参加ください。