一般社団法人PENSEE-パンセ-

傾聴ワークショップ 7月開催報告・8月のご案内

【7月度 傾聴ワークショップ】
 感染力の強い新型コロナBA・5による感染爆発は、諸外国の10万人、20万人という新規感染者数を「恐ろしい数値!! 日本ではここまで行かないだろう…」と、根拠も無い無知さ加減で考えていた私を嘲笑うように、一日の新規感染者数は20万人を超えました。再度、気を引き締めて自粛生活を心する私です。
 7月度の傾聴ワークショップは、「ポジティブ・ストローク」の対話会を実施しました。少人数のグループに分かれ、語り手の話を丁寧に「傾聴」し、”相手を認めること、承認すること、プラス・ポジティブな面を伝えること”に意識を集中してダイアローグを進めました。参加者の皆さんは、語り手も聴き手も気持ちの良い汗をかく2時間だったと思います。キャリアカウンセリングを学んだ方々ですから、相手に寄り添い認め、承認することはそんなに難しい事ではなかった様です。しかし、更に進んでプラス・ポジティブな面を伝え、相手の認識変容へ導くのは難しいと、実感されたのではないでしょうか… 私も実感した1人です。そこへ到達するには、「リフレーミング」を意識しての対話が、必要になるのではないでしょうか?
「リフレーミング」とは、心理学の言葉で「物事の捉え方を変えて、別の枠組みで捉え直すこと」を言います。短所や欠点、マイナスだと捉えていることも、別の枠組みで捉え直すと長所や利点、プラスな面が見えるというもの。ある書物によると、「リフレーミング」は次の3ステップで行うとあります。
①事実を正確に捉える ②現状の枠組みを見つけ出す ③別の枠組みを見つけ出して捉える
 私にとって月に1回の傾聴ワークショップの時間は、日頃の雑念を忘れて相手の話に集中する座禅のような時間であると前回言いましたが、同時に、自分の足らざるスキルを意識して挑戦するトレーニングの場です。8月度の傾聴ワークショップも、7月に続いての「ポジティブ・ストローク」の対話会です。次回はしっかり「傾聴」して”相手を認め承認する”と共に、「リフレーミング」を意識してプラス・ポジティブな面を伝え、語り手に元気になって頂けるような認識変容に再度挑戦してみようと思います。
 お互いが認め合える安全な場で、普段あまり話さないこと、ずっと抱えていたこと、モヤモヤしていることを語りにきませんか?会員さん同士の交流の場としても好評です。是非ご参加ください!
 8月の傾聴ワークショップは、定例の第二日曜が14日のお盆と重なるため、第1週の8月7日9時30分~12時に開催します。お間違えの無いように!
参加者それぞれに、新しい学びと発見がある「傾聴ワークショップ」です。参加者全員で、傾聴の奥深さを実感し、自身の学びや気づきになる場を創り上げたいと思っています。
全国各地からの参加者があると嬉しいです!飛び込み参加も大歓迎です。
参加をご希望の方はお問い合わせ、お申し込みフォームよりご連絡ください。
傾聴ワークショップ オンライン開催
【8月度のご案内】
8月も引き続きオンラインで開催いたします!
 1.日時:8月7日(日)  9:30〜12:00
 2.タイムスケジュール:
  9:30〜12:00「ポジティブ・ストローク」の対話会
       お互いの話を聴きながら、グループ対話(ダイ
       アローグ)を行います。
       「ポジティブ・ストローク」を意識しての対話。
       単純に褒めるのではなく、相手の気持ちや経験を
       感じ共感した上でリフレーミングなどを用いなが
       ら、相手のポジティブな側面に焦点を当てて聴い
       ていきます。
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