【8月度 傾聴ワークショップ】
お盆が過ぎ、夏休みモードが薄れつつある8月の第4週に入りましたが、新型コロナBA・5による感染者数は25万人を超える日々が続き、その勢いは収りそうにありません。皆さんの体調はいかがですか?自粛生活が日常になり、Zoomによる会議、セミナー、カウンセリングが続いている私は、オンラインでのコミュニケーションで機能的に困ることは無いものの、直接の人の気配、対面コミュニケーションでの人の息遣いが無性に恋しくなっています…。
8月度の傾聴ワークショップも先月に引き続き、「ポジティブ・ストローク」の対話会を実施。少人数のグループに分かれ、語り手の話を丁寧に「傾聴」し、”相手を認めること、承認すること、プラス・ポジティブな面を伝えること”に意識を集中してダイアローグを進めました。私は今回、更に進んで、プラス・ポジティブな面を伝えながら、相手の認識変容へ導く「リフレーミング」を意識しての対話に挑戦しましたが、その手応えは薄く、“むずかしい!”というのが実感でした。そんな時に更新講習で「ナラティブキャリアカウンセリング」を受講し、ナラティブ・アプローチを学びました。その中のリフレクションワークを経験する中で、自分自身がクライエントとしてカウンセラーとの振り返りを通して、自分の物語(ストーリー)を再著述する体験をしたのです。とても新鮮で、自身のカウンセリングへの反省と共にたくさんの気づきと学びがありました。普段の意識に上らせていないキーワードがキャリアコンストラクション・インタビューで現れ、カウンセラーとの相互のやり取りで、一部ですがナラティブ(ストーリー)の質的転換を味わうことができました。
『ストーリーの「著者」はクライエント』 『クライエントとカウンセラーが「共著」で語り直す』という事を胸に刻み、カウンセラー主導で「リフレーミング」を捉え過ぎていた私の姿勢を大いに反省して、ナラティブキャリアコンサルティングの要素を取り入れて実践していこうと思います。
9月の傾聴ワークショップは、定例の第二日曜11日に実施します。
参加者それぞれに、新しい学びと発見がある「傾聴ワークショップ」です。参加者全員で、傾聴の奥深さを実感し、自身の学びや気づきになる場を創り上げたいと思っています。
全国各地からの参加者があると嬉しいです!飛び込み参加も大歓迎です。
お互いが認め合える安全な場で、普段あまり話さないこと、ずっと抱えていたこと、モヤモヤしていることを語りにきませんか?会員さん同士の交流の場としても好評です。是非ご参加ください!
参加をご希望の方はお問い合わせ、お申し込みフォームよりご連絡ください。
傾聴ワークショップ オンライン開催
【9月度のご案内】
9月も引き続きオンラインで開催いたします!
【日時】
9月11日(日)9:30~12:00
※毎月第2日曜日開催です
【プログラム】
・チェックイン(アイスブレイク)
・3〜4人グループでの聴き合い会①
・休憩
・3〜4人グループでの聴き合い会②
・チェックアウト(感想)