9月のテーマは少人数に分かれてのロープレ演習です。限られた時間ではありますが、15分実践⇔フィードバックを各グループ、ブレイクアウトルームに分かれてやっていきました。
私のグループで出てきたテーマは「キャリコンそれぞれの得意な聴き方(クセ)について」
キャリアコンサルタントの養成講座や、パンセの実践勉強会で取り扱っている場では、ある程度まんべんなく基本形を学びます。
まずは自分のスタイル(=クセ)をちゃんと認識することが大事ですよね。どのキャリコンに担当するかによってスタイルは違えど、質は担保しなければいけません。ということは、スタイルを認識して、得意 / 不得意をキャリコン自身が理解しておく必要があります。
また、ちゃんとスタイルが認識できたら、次は「利き手だけではなく、時には逆の手も使えるようにトレーニングする」ところを目指します。
ついつい得意なスタイルのみでカウンセリングを進めていくと、うまくいった時はいいのですが、「なかなか今日のクライエントはうまくやりとりできないな…。」ということにぶつかることがあります。
先ほどお伝えしたように、カウンセリングの質を向上させるため、自分なりの聴き方にバラエティを持たせておくことも大切なんですよね。
自分のスタイルを認識し、他のアプローチも知っておくことによって、その質は保たれるでしょう。
得意なスタイルだけに頼らず、クライエントの頭の中にどういった思いがあるのかを、よりリアルに知ることができるようになるとベストです。
パンセではカウンセリングにおける基本形から、会員の方々のさまざまなスタイルに触れることができます!共に学び、自分のスタイルと応用方法をゲットしていきましょう!本勉強会は、毎週火曜日21時~22時、Zoomで実施しています。
キャリアコンサルタントやカウンセラーの資格がない方のご参加も大歓迎です。
「傾聴」にご興味、ご関心のある方はぜひご参加ください。