はじめに概要や、活用していくためのレクチャーをしてからロープレを実践⇔フィードバックを各ブレイクアウトルームに分かれてやっていきました。
人によっては普段の会話の中でも自然と出てくる賞賛の表現。
これを読んでくださっている方はいかがでしょうか?
カウンセリングにおいて必ず必要か?といえばそうではないスキルですが、効果的につかえると、想像以上にクライエントの変化を生むことができる場合もあります。
今回のワークを客観的に思い返すと、普段から褒められているし、褒めることが多い人は抵抗なくカウンセリングにも応用できたようですが、そうでない人はなかなか…だったかもしれません。褒められても「こっぱずかしい」「本当にそう思っているのか懐疑的になる」という考え方がある方は、ご自身が相手を賞賛しようと思っても迷いが生じているようでした。だんだん賞賛するというミッションで頭がいっぱいになり、なかなか本来の力が出せなかった方もいらっしゃいましたね。
ただ単語として「すごいね!」「素晴らしいですよ!」と言葉にするだけが賞賛ではありません。非言語表現を織り交ぜたり、言葉であっても強調するだけにとどめるだとか、繰り返しの表現でも伝わったりします。
カウンセラーとして傾聴を取り扱う身としては、クライエントの本質に触れるためのひとつの手として取り入れられるといいなと思っています。