わが国では、経済成長が右肩上がりだった時代は過去のものとなり、少子高齢化、経済の停滞、雇用の不安など、先行きの見えない不安の時代を迎えています。労働者の働くことへの意識、労働観等の価値観は多様化し、仕事への目標やモチベーション、充実感を得ること、維持することが難しくなってきています。
また、厳しく変化の激しい経営環境、それに伴い複雑化する労働環境は、労働者の心の健康問題までをも引きおこし、産業界全体の深刻な問題となっています。
一方、企業においても、リスクマネジメントや安全配慮義務、CSR(企業の社会的責任)などの観点からも、従業員の身体の健康管理のみならず、心の健康管理も求められる時代となってきています。また、以前は社員個人の問題として捉えられていたキャリア形成に関しても、近年では社員の働き方を考慮し能力を活かすことは企業の本来的な責務であるとの考え方が一般的となり、重要な経営課題の一つとなっています。
社員の皆様が不安無く、能力を発揮して活き活きと働ける組織作りには何が必要なのでしょうか。
メンタルヘルスケアだけでも、キャリア支援だけでも十分とは言えません。働く人々の悩みや労働意欲の低下の問題要因は多岐に渡ります。職場や企業内のみで完結するものでも、個人の性格や特性だけに起因するものでもありません。心の内面と、個人を取り巻く環境やキャリア形成の両面のケアが必要です。
そして、それらの解決には確かなカウンセリング技術とキャリア理論の専門知識を持ったカウンセラーの支援が必要です。
PENSEEでは、キャリア支援と心の健康問題両面のサポートを実現するカウンセリングサービスを提供しています。社員の皆様一人一人の心の健康を守り、キャリア形成を支援することにより、社員全員が輝いて働ける組織作りをサポートし、企業価値の向上へとつなげます。
キャリア支援とは、企業や職場内での経験や問題解決方法を教授する社員教育とは根本的に異なるものです。
“キャリア”とは仕事や職業経験のみを指すものではありません。その人を取り巻く、言うなれば“人生そのもの”“生き方”です。
多様化した労働観、人生観を持った社員への相談に対しては、従来の経験則を基にした助言・指導では逆に社員の信頼を失い、労働意欲の低下や離職につながる恐れがあります。
PENSEEのキャリア支援では、確かなカウンセリング技術とキャリア理論の知識を備えた専門のカウンセラーが、社員の皆様の多様な労働観や人生観をしっかりと把握し、自己概念の開発による内発的な意欲の向上、主体性の向上を促します。
社員の皆様が確かな目標を持って高いモチベーションで働く組織作りを実現し、労働生産性の向上や離職率の低下を促し、社員全員が活き活きと働く企業として、企業イメージ・企業価値の向上へつなげます。
- 離職率が高い、従業員が定着しない
- 社員が育たない、社員の育成に行き詰まっている
- 社員のモチベーションが上がらない
- 企業の社会的責任を果たし、企業ブランド力を高めたい
- 従業員のキャリア支援を検討しているが、何から始めて良いかわからない
1対1でのカウンセリング(面談)です。
定期的に専門スタッフが貴社へお伺いし、社員の皆様と現在抱えている問題点や悩み、仕事へのモチベーション、ご自身の将来設計などについてカウンセリングを行います。問題・悩みの本質を捉え共に考えることにより、各自の目標の実現までをサポートします。
また、社員の皆様のみならず、お悩みを打ち明ける機会の少ない経営者様のご相談も承ります。
キャリアデザインとは“人生の設計図”です。
若い年代の方はもちろんのこと、セカンドキャリアを考える年代にも通じる生きる指針、働く理由となるものです。変化の激しい現代において、自分の人生と仕事をどのように結びつけるのか。人生=キャリアを創造し、生きる力を働く力へと転化させるには。
様々なキャリア理論セミナーやアセスメント(心理検査)等を用いて、自身のキャリアデザインを構築する力を養い、活き活きと働くためのヒントをご提供致します。
近年、多くの職場で労働者の心の健康問題が深刻化しています。
うつ病等の心の病気は作業効率の低下のみならず、長期休業などを引き起こし、周囲の負担や職場全体の生産性や活力の低下につながります。しかしながら、メンタルヘルスケアのスタッフを全て自社内で賄うことは困難です。内面的な悩み、心の問題を関係のある社内スタッフへ打ち明けることはなかなかできません。
PENSEEでは、働く人々の心の健康問題への専門支援スタッフを取り揃えています。社内の相談員や上司・同僚には話せないことも、守秘義務が守られた安全な空間で専門カウンセラーがご相談に応じ、悩みの解消と心の健康問題の予防を行います。
また、カウンセリングのみならず、心の健康つくりのための職場環境コンサルテーション、メンタルヘルス教育や個人のストレス管理まで、メンタルヘルスケアをトータルサポート致します。
- 社員のメンタル不調が心配なので、予防策を講じたい
- 社員の心の健康問題を引き起こしてしまった。再発防止を講じたい
- 高ストレスな社員への対応が上手くいかない
- メンタルヘルスケアを導入したいが、何から始めれば良いかわからない
1対1でのカウンセリング(面談)です。悩みを抱えたままでは労働意欲も低下し、うつ病等の心の病気などを発症するおそれもあります。メンタルヘルスケアが必要な社員の方々に定期的に弊社のカウンセリングルームにお越し頂き、守秘義務が守られた安全な空間で様々なご相談に応じます。
キャリアカウンセリングと同様の形でのサービス提供も可能です。心の問題への相談に抵抗感のある方々にも、周囲にそれと知られること無くご相談して頂けます。
相談例
- ・ やる気が起きない、朝会社に行くのが辛い
- ・ 対人関係(社内・社外・家族関係など)での悩み
- ・ 自分の性格に関しての悩み
メンタルヘルスケアの一次予防として重要なことは
「自分の心の健康を守るセルフケア」
「部下の心の健康を守るラインケア」
の2つがまず挙げられます。社員の心の健康を守るための知識、ポイントをセミナー形式でご提供致します。
セミナー例
セルフケア:自分自身の心の健康を守るには
- ・メンタルヘルス・ストレス理解
- ・自身のストレスチェック
- ・ストレスへの対処方法
ラインケア:管理者が部下の心の健康を守るには
- ・メンタルヘルス基礎知識
- ・管理者として部下の変化に気づく
- ・部下からの相談への対応に関して
社内のコミュニケーション、特に考えや思いの伝え方において「経営者の理念や考え方が従業員に伝わらない」
「部下のことを思って話をしているのに今ひとつ伝わらない」
「上司に自分の気持ちや思いをわかってもらえない」
このような苛立ちやストレスを抱えている方は多いのでは無いでしょうか。それらの多くは、コミュニケーションの質的な不足が原因です。コミュニケーションの不全は互いのストレスを生むだけでなく、労働意欲の低下や、離職や労使問題にもつながる重要な課題です。
PENSEEのコミュニケーション講座ではカウンセリングの基本スキルである“傾聴”をベースに、より良い信頼関係の構築、お互いの思いが誤解無く伝わる関係性を実現させるコミュニケーションスキルをご提供致します。
セミナー例
- ・ 部下に信頼される“聴き上手”とは
- ・ 自分の話が伝わらないのは“どちらの聴く耳が無い”から?