先日、キャリアカウンセリング実践勉強会を実施しました。
毎週火曜日に実施しているこの勉強会では、カウンセリングの基本技術を越えた応用能力の向上を目的としており、各々が持ち寄った知識と技術の交流により、実践的なスキルを深める場となっています。
今回の勉強会では特にカウンセリングにおける「分岐点」と「感情の聞き出し方」という二つの重要なテーマにフォーカスを当てました。分岐点では、カウンセラーがクライアントのニーズに応じてどのように対応を変えるべきか、具体的なシナリオをもとに議論しました。感情の聞き出し方については、特に表現が難しいクライアントとの対話技術に焦点を置き、実践的なアプローチとテクニックが紹介されました。
参加者たちは広範な専門分野から集まったこともあって、それぞれの自己の経験を共有し、他の参加者からのフィードバックを通じて、新しい気づきを得るとともに、自身の実践方法を振り返る機会になりました。特に、実際のカウンセリング場面で遭遇する複雑なケーススタディを通じて、理論を実践にどのように応用するかが活発に討議されました。
勉強会の中でも特に印象的だったのは、インタラクティブなワークショップやロールプレイングのセッションです。この時間で参加者は、実際のカウンセリングシナリオを模擬的に経験し、即興での対応能力が試されました。これは、カウンセリング技術だけでなく、クライアントとの関係構築や信頼形成の方法についても深い理解を促すものとなりました。
参加者の多くが「カウンセリングの理解が深まった」と感じ、さらに「実践に活かせる具体的な方法を学べた」と振り返っています。
このような勉強会を毎週開催することで、カウンセリング分野の専門性と実践能力の向上を図り、より多くのクライアントに質の高いサポートを提供できるよう今後も努めていきます。