一般社団法人PENSEE-パンセ-

【傾聴ワークショップレポート】“人生の今”を語り合う時間

こんにちは。

PENSEEの傾聴ワークショップレポートです。

4月のワークショップも、初参加の方・久しぶりの方を交えて、温かく、豊かな時間となりました。
今回は「傾聴ボランティア」や「キャリア支援」の現場で関わっている方を中心に、人生や働き方について、じっくり語り合いました。


▼“自分の強みを生かす”という選択

最初に印象的だったのは参加者の「自分の強みを生かしたい」という言葉。
キャリコン2級を取得され、次は産業カウンセラーの学びへ。
「人の話を聴くことが好き」「普段の仕事では発揮しにくい力だけど、それでもやりたい」。
そんな想いに、多くの参加者がうなずいていました。


▼なぜ“傾聴”は楽しいのか?

後半では、学生支援や社内相談の中で、傾聴が「なぜ楽しいと感じるのか?」という話題に。

  • 「一緒に探すプロセスが楽しい」
  • 「ありがとう、と言われると自分の存在が役に立ったと実感できる」
  • 「仕事では得にくい“自己効力感”が、ここでは得られる」

そんな声が重なり、傾聴がもたらす「満たされる感覚」について、深く共有されました。


▼“年を重ねる”ということと、これからの関わり方

話題はやがて、“これからの人生”にも広がっていきます。

  • 「65歳以降、どう生きていこうか」
  • 「社会との関わりの一つとして、傾聴ボランティアがあるのでは」
  • 「登る山は、年齢を重ねても見つけられる」

この言葉は、企業でキャリアセミナーをされている方の言葉をきっかけに生まれたものでした。
「若い頃は激流の川下り。でも年齢を重ねると、改めて登る山が見えてくる」
そんな人生観の共有が、他の参加者の心にも静かに響いていきました。


▼初参加の方からの温かな感想

初めて参加された方は、

「どんな話が出るのか少し緊張していたけれど、それぞれの経験を聞く中で、また成長できたらという気持ちになった」

と話してくださいました。

キャリアやライフステージが違うからこそ学び合える、そんなこの場ならではの魅力を感じていただけたことが、何よりうれしく思います。


▼“人生の次の一歩”を語り合える場として

今回のワークショップでは、
・キャリア支援の実感
・人生後半のキャリアや社会参加のあり方
・傾聴という行為がもたらす自己効力感
について、深く共有する時間となりました。

“働き方”や“生き方”を、答えではなく対話の中で探していく。
このワークショップは、まさにそんな場になっています。


▼次回開催のご案内

次回の傾聴ワークショップは、5月12日(日)午前9:30〜を予定しています。
初めての方も、ぜひお気軽にご参加ください。

また、PENSEEでは傾聴ボランティアに参加したい方・受けてみたい方も随時募集中です。
詳細は今後、ホームページにてご案内予定です。

PENSEEは、「傾聴のかかわり」を通して、全ての人々が輝いた人生を歩める社会を「創造」し、永続的に「発展」させ、将来世代へ「継承」することを理念とした一般社団法人です。

この理念に賛同いただけるキャリアコンサルタント・カウンセラーの方々と共に協働していくため、「PENSEE俱楽部」という会員制度を設けております。詳しくはこちらをご覧ください。(https://x.gd/Uz1nF)

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