一般社団法人PENSEE-パンセ-

キャリアコンサルタント練習会レポート:成長と課題に向き合う

皆さんこんにちは。

今回は、先日行われたキャリアコンサルタントの練習会の様子をお届けします。キャリアコンサルタントを目指す方や、既に現場で活躍されている方にとって、今回の内容は新たな視点や気づきを与えてくれるかもしれません。

少人数グループでの実践ロールプレイ

今回の練習会では、参加者が少人数に分かれ、実際にカウンセラー役とクライアント役を体験するロールプレイを行いました。各グループでは、参加者が交代でカウンセリングを行い、実際の現場さながらの雰囲気で進行。カウンセリングを通じて、自分の強みや課題をリアルタイムで発見することができました。

「問題把握」と「関係構築」の重要性

多くの参加者が感じたのは、クライアントの「問題把握」の難しさです。カウンセラーとして、相手の課題を的確に理解し、共に解決に向かう姿勢が求められます。しかし、そのためにはまず「関係構築」が不可欠です。クライアントとの信頼関係がしっかりと築かれていなければ、問題を共有すること自体が難しくなるという意見が多く寄せられました。

フィードバックを受けての気づき

カウンセラー役を終えた後、参加者同士でのフィードバックが行われました。特に印象的だったのは、他者からの視点を取り入れることで、自分では気づかなかった改善点に気づく瞬間です。「自分が感じた違和感を信じてクライアントに返す」ということの重要性も多くの参加者にとって新たな学びとなりました。

積極的傾聴のスキル向上

練習会を通じて、カウンセリングにおける「積極的傾聴」がいかに重要かが強調されました。クライアントの話をただ受け流すのではなく、積極的にその背景にある問題を掘り下げ、共感と適切な応答を繰り返すことで、クライアントとの深い信頼関係を築くことができるのです。

次のステップに向けて

今回の練習会を通じて、多くの参加者が自己成長の手応えを感じる一方で、次のステップに向けた課題も明確になりました。「問題把握の技術を磨きたい」「クライアントに対してもっと自分の感じたことを伝える勇気を持ちたい」といった意見が多数寄せられています。

まとめ

キャリアコンサルタントとしてのスキルアップは、一朝一夕には成し遂げられません。しかし、こうした実践を重ねることで、少しずつ自分のスタイルや課題が見えてきます。毎週火曜日に実施していますので、興味のある方は一度ご連絡ください。

PENSEEは、「傾聴のかかわり」を通して、全ての人々が輝いた人生を歩める社会を「創造」し、永続的に「発展」させ、将来世代へ「継承」することを理念とした一般社団法人です。

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