こんにちは、一般社団法人PENSEEの代表の松尾です。今回は、先日開催した対面型の傾聴ワークショップでの出来事を振り返りながら、「リーダーの価値観と組織の関係」について考えたことをお話ししたいと思います。
初対面から生まれる共感の場
今回のワークショップは、新年会も兼ねて大阪で開催しました。オンライン中心で活動している私たちにとって、対面の機会は特別なものです。中には「オンラインでは見たことがあるけれど実際に会うのは初めて」という方もいれば、「完全に初めまして」の方もいらっしゃいました。
そんな初対面の場で、いきなり自由な対話をするのはハードルが高いと感じ、アイスブレイクとしてエンゲージメントカードを活用しました。このカードは、自分の価値観を選び、それを基に対話をするというものです。グループに分かれて行ったこの活動は、参加者同士の距離を縮めるきっかけになりました。
自分の価値観が伝わっていた喜び
私も一参加者としてカードを選び、グループで対話をしました。その後のスタッフとの懇親会で、「今日どんなカードを選んだか当ててみましょう」という話になりました。私は普段から「志」という言葉を大切にしているため、スタッフがそれを選んだと予想したのは想像通りでした。
しかし、もう一つ私が選んだ「愛」というカードについては驚きました。普段この言葉を使うことはほとんどなく、正直少し照れくさい気持ちもあるのですが、スタッフは私の発言や行動から「愛」が私の価値観の一部であることを感じ取っていたのです。
これを聞いた時、私は本当に嬉しく思いました。自分がリーダーとして大切にしている価値観が、言葉にしなくてもスタッフに伝わっている。この瞬間、「価値観を共有する組織」の可能性を改めて実感しました。
価値観を共有する組織の力
リーダーとして、自分の価値観を組織に浸透させることは大切です。ただ、それが理念や標語といった「表面的な言葉」だけではなく、行動や態度から自然と伝わり、共感される状態にあるかどうかが鍵だと感じます。
今回の経験を通じて、リーダーとして何を大切にし、それをどのように伝え、共有するかが組織運営において重要なテーマであることを再認識しました。また、それが理解されることで、組織全体の信頼や一体感が深まり、より良い活動につながるのだと思います。
最後に
今回のワークショップで得た学びは、PENSEEとしての未来を描く上でも大切なものとなりました。私たちはこれからも、価値観を共有しながら一緒に成長していける組織づくりを目指していきます。
皆さんの組織では、リーダーやメンバーの価値観がどのように共有されているでしょうか?もし興味があれば、ぜひ私たちの活動に触れてみてください。一緒に価値観を共有する新しい未来を考えていきましょう。

PENSEEは、「傾聴のかかわり」を通して、全ての人々が輝いた人生を歩める社会を「創造」し、永続的に「発展」させ、将来世代へ「継承」することを理念とした一般社団法人です。
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