8月の傾聴ワークショップでは、参加者同士の自由な対話を通して、実践的な気づきやキャリアにまつわる思いを深める時間となりました。ここではその一部を共有します。
【印象に残った対話】
組織運営やワークショップのあり方
ワークショップをより良くするにはどうすればよいか、協力しながら盛り上げていきたいという意見が出ました。
気持ちは言葉にしないと伝わらない
「めんどくさいな」と思わずに声をかけていく大切さを再認識。気持ちを表現する勇気が人間関係を深めるきっかけになると共有されました。
国家資格試験の経験からの学び
試験での失敗を振り返りながら「相手の気持ちをきちんと聴くことの大切さ」に改めて気づいたという体験が語られました。また、高校生との交流から、キャリア教育の重要性を実感したというエピソードもありました。
高校生の進路と選択肢の増加
選択肢が広がる一方で、多くの生徒が悩みを抱えている現状について議論。支援のあり方を考えるきっかけとなりました。
共感と同調の違い
被災経験を持つ友人への声かけを例に、「同調」ではなく「共感」することの難しさが話題に。自分の思考特性や寄り添い方を振り返る場面もありました。
言語化の重要性
「自分が理解したことを相手に伝えてこそ、相手に伝わる」という学びが共有され、キャリアコンサルタントとしての基本姿勢を再確認しました。
【全体の学び】
対話を通して「別々に考えていたことがつながる感覚」を持てたという声が多くありました。
傾聴や共感の実践は、ただ「分かった」で終わらせるのではなく、相手に伝わり共有されることが大切。
その場で気づいたことを「良かった」で終わらせず、実行に移すことで初めて意味を持つ。
【次回予告】
次回のテーマは「ライフライン」。人生を振り返るワークを通して、自分自身のキャリア観を見つめ直します。
実践の場として安心して失敗し、そこから学べる機会です。ぜひご参加ください。

PENSEEは、「傾聴のかかわり」を通して、全ての人々が輝いた人生を歩める社会を「創造」し、永続的に「発展」させ、将来世代へ「継承」することを理念とした一般社団法人です。
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