一般社団法人PENSEE-パンセ-

【スタッフコラム①】ES添削の振り返りとこれから

【スタッフコラム①】ES添削の振り返りとこれから

2024年12月から2025年4月にかけて、大学生のエントリーシート(ES)添削を担当しました。今回は、その振り返りと新卒採用の最新動向について共有します。

■ 活動実績と感謝

添削期間は約3か月間、のべ950件ほどのESを添削しました。ピークは2〜3月で、短期間に追加依頼も多く、スタッフの皆さんが快く対応してくださったことに改めて感謝します。

特に、今年は中国・韓国などアジア系留学生の提出が増加。日本語表現は以前より整っており、AI活用の影響も見られました。何度も修正版を提出する熱心な学生も多く、対応の中でこちらも刺激を受けました。

添削では、多くの方が

相手の良い点を褒める(コンプリメント)

内容をIメッセージで理解を伝える

改善提案と励まし

という“3点セット”を実践。これが学生にとって大きな支えになっていたと思います。

■ 新卒採用の最新傾向

売り手市場が続き、就活は長期化

夏のインターン開始が早期化(大学2年3〜6月)

安定志向による大手企業集中

タイパ重視でエントリー数は減少し、興味のない企業は最初から対象外

企業側も質の高い少数の募集団形成を目指し、以下の採用手法が広がっています。

SNSマーケティング(X、Instagram、YouTube等)

リファラル採用(社員推薦)

ミートアップ(交流イベント)

ダイレクトリクルーティング(スカウト型)

■ AI活用の進展

ES選考や適性検査、面接までAI導入が進行。

例)

某大手通信会社:ES選考時間を1/4に短縮

某銀行:選考時間70%削減

某飲料メーカー:AI面接官導入

生成AIチャットボットで学生対応(ソフトクリエイト)

目的は事務作業削減と精度向上、人材を面接やクロージングに集中させることです。

■ 今後の変化と課題

これまで多くの大学で取り入れられていた対面でのES添削や数日ESをお預かりして添削する方式から即時オンライン添削・面談型する大学も増えているようです。

どんな形でも引き続きパンセとしてES添削には携わっていきたいと考えています。

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