一般社団法人PENSEE-パンセ-

8月傾聴ワークショップ振り返り「企業で注目される傾聴のコミュニケーション」を広めたい

先日、開催した傾聴ワークショップについてまとめていきます。

参加者の皆さんからは、「2時間半があっという間だった」「自分の視点だけでなく他者の視点も知れて良かった」など、充実した時間を過ごせたようです。私も、参加者の方々の熱心な姿勢に大変励まされました。

ワークショップでは、企業における人材育成やキャリア支援、中小企業の活性化など、様々なテーマについて活発な意見交換が行われました。参加者の方々が自身の経験を踏まえて、前向きな提案をしてくださったのが印象的でした。

中でも、「相手の気持ちに寄り添うコミュニケーション」の大切さが改めて浮き彫りになりました。上司と部下、同僚間で思いが共有できていないケースがあるなど、組織内のコミュニケーション不足が課題となっているようです。

こうした現状を踏まえ、PENSEEでは「傾聴のコミュニケーション」を広めていきたいと考えています。相手の立場に立って耳を傾け、お互いの気持ちを理解し合える関係性を築くことが、より良い組織や社会につながると信じています。

ワークショップに参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました。これからも、PENSEEはコミュニケーションの本質を追求し、皆さまとともに学び合っていきたいと思います。

傾聴力は、企業研修などでも注目されています。なぜなら、相手の気持ちを共感的に受け止め、適切に反応できる力は、チームビルディングや人材育成に欠かせないからです。

しかし、多くの人がコミュニケーション力を「誰とでも気兼ねなく話せる」というイメージで捉えがちです。確かに、それも大切な要素ではありますが、相手の気持ちを理解し、自分の気持ちを相手に伝えられるかどうかが本当のコミュニケーション力なのだと思います。

先日の企業支援の機会では、上司と部下、同僚間で互いの思いが共有できていないことが明らかになりました。部下の方は上司が自分のことをどう捉えているかわかっていないし、上司も部下の本当の思いを理解できていないのです。

こうした相互理解の不足は、組織の非効率や、メンタルヘルスの問題につながりかねません。そのため、組織の中でコミュニケーションを活性化し、相互理解を深めることが重要だと感じました。

キャリアコンサルタントには、単なる個別の相談支援だけでなく、組織全体のコミュニケーション活性化の役割も期待されているのではないでしょうか。これは会社に限らず、学校や家庭など、あらゆるチームにも当てはまることだと思います。

PENSEEとしても、このような「傾聴のコミュニケーション」を広めていきたいと考えています。お互いの気持ちを理解し合える関係性を築いていくことが、より良い組織や社会につながるのではないでしょうか。

ワークショップに参加してくださった皆さま、ありがとうございました。これからも、PENSEEはコミュニケーションの本質を追求し、皆さまとともに学び合っていきたいと思います。

PENSEEは、「傾聴のかかわり」を通して、全ての人々が輝いた人生を歩める社会を「創造」し、永続的に「発展」させ、将来世代へ「継承」することを理念とした一般社団法人です。
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