10月2週目のキャリアカウンセリング実践勉強会では、二級キャリアコンサルタント技能検定に向けたロールプレイを中心に行いました。参加者の皆さんが実際にロールプレイを通じて、スキルアップに向けた意識を高め、お互いにフィードバックし合う場となりました。
ロールプレイで学ぶ「共感」のスキル
今回の勉強会のテーマは「共感」でした。共感とは、単に相手の話を聞くだけでなく、相手の感じていることを自分が理解し、その理解を相手に伝えることで初めて成立するものです。カウンセリングでは、相手がどのような感情を抱いているかを的確に捉え、それを言葉でフィードバックすることが重要です。参加者の一人は、「聞いているだけでは不十分で、感じ取ったことを相手に伝えることで、信頼関係が築かれていく」という気づきを共有しました。
ロールプレイを通して、参加者同士が「共感」の実践について深く考え、具体的な改善点を見つけることができました。二級の試験に向けて短時間での関係構築が求められるため、参加者たちは限られた時間の中でどのように共感を表現し、クライアントとの信頼関係を築くかに挑戦しました。
フィードバックの重要性:学び合う場としての価値
今回の勉強会では、ロールプレイ後のフィードバックが非常に充実していました。参加者同士が互いに意見を交換し、学びを深める場となりました。ある参加者は「自分が見落としていた部分に気づかされるフィードバックを受けて、新たな視点が得られた」と感想を述べていました。実際にロールプレイをすることで、他者の視点から自分のカウンセリングスキルを客観的に振り返ることができるのは、勉強会の大きなメリットだと改めて感じました。
フィードバックを通じて、カウンセラーとしての成長を促す場となり、参加者の皆さんは今後の課題や改善点を明確にしました。
挑戦することの大切さ
今回、初めてロールプレイに挑戦した参加者も多く、勇気を持ってチャレンジすることの重要性が強調されました。参加者の一人は「初めてのロールプレイで緊張したけれど、勇気を出して挑戦して良かった。フィードバックのおかげで自分の弱点が見えてきた」と話していました。
また、カウンセラーとしてのスキルアップだけでなく、他の参加者との対話を通じて「自分だけでは気づけない学びがある」という実感が広がりました。ロールプレイやフィードバックのプロセスが、カウンセリングスキルの向上だけでなく、互いに支え合いながら成長していく大切さを再認識させてくれる場となりました。
二級キャリアコンサルタント技能検定への備え
今回の勉強会は、二級キャリアコンサルタント技能検定の合格を目指す方にとって非常に有益な内容でした。ロールプレイを通じて、実際の試験形式に沿ったカウンセリングの練習が行われ、短時間での関係構築やクライアントの課題整理がどのように行われるかについて具体的なアプローチが共有されました。
ロールプレイの最後には、「クライアントが感じていることをどう表現し、伝えるか」というシステム的なアプローチについても議論が行われ、参加者の理解を深める時間となりました。
次回の勉強会について
来週の勉強会では、さらに実践的な内容にフォーカスし、より多くの参加者がロールプレイに挑戦できる機会を提供します。初めての方でも安心して参加できるよう、和やかな雰囲気で進行していきますので、ぜひご参加ください。挑戦することが学びの第一歩ですので、皆さんのチャレンジをお待ちしています!
キャリアコンサルタントとして成長するための当勉強会で、ぜひ一緒に学び、スキルアップを目指しましょう。次回の勉強会でお会いできることを楽しみにしています。参加のお申し込みや詳細は、事務局までお気軽にお問い合わせください。皆様のご参加を心よりお待ちしております!
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