こんにちは!
12月1週目のキャリアカウンセリング実践勉強会も、多くの学びと気づきが得られる場となりました。今回の対話会では、複数のグループに分かれて、多様なテーマについてディスカッションを行いました。以下に各グループの対話内容と学びを振り返ります。
グループ1:転職とキャリア支援の難しさ
グループ1では、「企業内キャリアカウンセリング」や「転職に関する相談」について話が進みました。参加者からは、次のような意見が共有されました:
- 転職の相談にどう対応するか
転職を希望する社員に対して、「残るべきか、辞めるべきか」の天秤をかけずにフラットな視点で話を聞くことの重要性が共有されました。特に、セルフキャリアドックを活用した面談の場では、社員自身がキャリアの選択肢を見つめ直すことが促進されているとのことです。 - 若者の転職意識
若い世代では、タイムパフォーマンスやコストパフォーマンスを重視する傾向が強まっているという話題も挙がりました。学生指導を担当する立場からは、「時間やコストを削減するだけではパフォーマンスが向上しない」という視点でのアプローチが必要であるとの意見が出ました。
これらの対話を通じて、キャリアカウンセラーがクライアントに寄り添うためには、企業や個人の視点をバランスよく取り入れる必要性が再確認されました。
グループ2:学生支援と自己分析の重要性
グループ2では、学生支援の現場におけるキャリア形成や自己分析のサポートについて議論が行われました。
- 自己分析の支援
大学内で自己分析プログラムを導入することの必要性が話題に上がり、参加者からは「学生が自分の強みや価値観を深く理解することで、より良いキャリア選択が可能になる」という意見が出ました。 - ミスマッチを防ぐ方法
学生が就職後すぐに離職する問題についても意見交換が行われ、長所や適性を早い段階で認識させる支援が重要であると再確認されました。
参加者の皆さんは、学生たちが自己理解を深め、主体的にキャリア選択を行うサポートの必要性を熱く語り合いました。
グループ3:女性の社会進出と男性の育休意識
グループ3では、女性の社会進出や男性の育休に関する話題で盛り上がりました。
- 女性のキャリア形成
参加者の中には、長年働き続けてきた女性がいらっしゃり、社会進出を続ける中で直面した困難や、それを克服する方法について共有されました。 - 男性の育休意識の課題
男性の育休取得については、制度が整ってきた一方で、育休中の行動や意識に課題があるとの指摘もありました。「趣味に時間を使うだけではなく、家事や育児にもっと積極的に関わるべき」といった意見が出され、男性側の意識改革の必要性が議論されました。
このような対話を通じて、社会全体での男女平等の在り方や、職場環境の変化について多くの気づきが得られました。
今後の勉強会について
12月は、引き続き「代表ロールプレイ」をテーマに勉強会を開催します。これまでに学んだスキルを活用し、実践を通じてさらに深い学びを得る内容を予定しています。初心者の方もベテランの方も大歓迎ですので、ぜひお気軽にご参加ください。
キャリアカウンセラーとして成長するためには、日々の学びと対話が欠かせません。次回の勉強会で、また新たな気づきを共有できることを楽しみにしています。お申し込みや詳細については、事務局までお気軽にお問い合わせください。
この記事では、12月1週目の対話会の内容を振り返り、各グループで得られた学びを紹介しました。次回の勉強会にもぜひご参加ください!
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