一般社団法人PENSEE-パンセ-

9月のキャリアカウンセリング実践勉強会の振り返り

こんにちは! 9月1週目に開催されたキャリアカウンセリング実践勉強会の内容を振り返ります。この勉強会では、キャリアコンサルタントの皆さんが日々の業務や対話の中で抱える課題や気づきを共有し、互いに学び合う貴重な時間となりました。

対話を通じた多面的な視点

今回の勉強会では、セルフキャリアドックや教育研修後の面談に対する向き合い方、カウンセリングの効果について議論が行われました。参加者の皆さんからは「外部の立場で関わることの意味」や「企業内でのキャリア支援の難しさ」など、多様な視点が共有されました。

セルフキャリアドックの面談は、社員と会社の間に立つ複雑な役割を担うため、カウンセラーとしての柔軟な対応が求められます。参加者の一人は、実際に企業内でのカウンセリング経験を語り、他の参加者からのフィードバックを通じて新たな気づきを得たと話されました。多面的な視点での議論が進み、実務に役立つ有益な時間となりました。

参加者同士の学び合いと意外な共通点

もう一つの対話の中では、キャリアコンサルタントとしてのキャリアやこれまでの職歴について、参加者が深い自己紹介を行いました。特に、アート系の大学出身の参加者同士が共通のバックグラウンドを持っていたことが発覚し、意外な共通点から会話が盛り上がりました。

また、就労支援の分野で活躍する参加者の話もあり、これまであまり関わりがなかった分野についての新たな知識を得る場ともなりました。このような異なるバックグラウンドを持つメンバー同士が対話を通じて学び合うことで、キャリアコンサルタントとしての視野が広がる貴重な経験が提供されました。

対話の場を作る力:キャリアコンサルタントの新たな役割

今回の勉強会を通じて、キャリアコンサルタントは単に1対1の面談を行うだけでなく、対話の場を作る力が重要であることが強調されました。対話を通じて相手を尊重し、受け入れることで、グループ内で深い相互理解が生まれることが確認されました。このスキルは、職場や家庭、さらには地域社会でのコミュニケーションを円滑にするために役立ちます。

私たちキャリアコンサルタントは、このような対話の場を作る存在として、多様な場面で価値を提供できることを改めて実感しました。今回の勉強会では、参加者全員が「対話の楽しさ」や「気持ち良さ」を感じ、対話がもたらすポジティブな影響を実感したとの感想が多く寄せられました。

次回の勉強会について

9月の勉強会では、特に実践的なカウンセリング技術の練習を中心に進めていきます。参加者同士でフィードバックを行いながら、課題を持ち寄って練習を重ねることで、さらなるスキル向上を目指します。怖がる必要はまったくなく、楽しみながらカウンセリングの技術を磨く場ですので、ぜひお気軽にご参加ください。

引き続き、毎週火曜日に勉強会を開催しておりますので、ご興味のある方はお気軽にご参加いただければと思います。皆さんのご参加をお待ちしております!

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