【リアルな学生との継続カウンセリング体験:キャリコンの実践力を磨く】
みなさん、こんにちは。先日、行われた実践勉強会の内容を振り返りながらお伝えしていきます。
今回の特徴は、実際の大学生をクライアントとして迎えたことです。普段、キャリアセンターに行く機会の少ない学生さんたちに協力してもらいました。彼らにとっても、自分の思いを話す貴重な機会になったようです。 カウンセリングを担当してくれた方々には、本当に感謝しています。リアルな状況での継続カウンセリングは、私たちキャリアコンサルタントにとって、とても学びの多い経験となりました。 参加者からの振り返りを聞いて、特に印象に残ったのは以下の点です。
- クライアントの変化: 1週間という短い期間でも、クライアントの状況が劇的に変わることがあります。ある参加者は、「想像を絶するぐらい周囲の状況が変わっていた」と報告。これは継続カウンセリングならではの発見でした。
- 柔軟な対応の重要性: 事前の筋書きは時に役に立たないことも。クライアントの現在の状態を確認し、そこから始めることの大切さを再認識しました。
- 自己理解の深まり: フランクで自然体な対応が、クライアントの自己理解を促進させることが分かりました。「素直に響いた」「自己理解が深まった」という声が聞かれました。
- 前向きな変化: 「自信を持つと自分で勝手に走り出してくれる」という観察。否定せずに知識や経験で補足することで、クライアントがどんどん元気になっていく様子が見られました。
- 安心感の重要性: 柔らかい雰囲気でのカウンセリングが、クライアントの安心感につながることも分かりました。
今回の勉強会を通じて、キャリアカウンセリングの力を再確認する機会になりました。
普段あまり相談する機会のない学生たちにとって、「話すこと」自体に大きな効果があったようです。
今後も、このような実践的な機会を設けていきたいと思っています。経験豊富な方には新たな気づきを、これからチャレンジしたい方には貴重な練習の場を提供できればと考えています。
次回の勉強会では、少人数グループに分かれての実践練習を予定しています。また、新しいアイデアも考えているところです。詳細は後日のメールマガジンでお知らせしますので、ぜひチェックしてください。(メルマガは会員向けです。興味にある方はこちらをチェック)
これからも、みなさんと一緒に学び、成長していける場を作っていきたいと思います。次回の勉強会でお会いできることを楽しみにしています!