一般社団法人PENSEEでは、キャリアコンサルティングやカウンセリングを通じて、人々がより良い人生を歩むためのサポートを行っています。この活動の中で特に大切にしているのが「傾聴」です。傾聴とは、相手を尊重し、気持ちを受け入れ、共感しながら話を聞くことで、人々との深い関わりを築くことが目的です。
今回はその傾聴ボランティアに関わるスタッフがまとめてくれた日記を紹介します。
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【傾聴ボランティア日記】24.08
月に一度程度介護付有料老人ホームで傾聴ボランティアをさせていただくようになって1年が経ちました。
1人30分か1時間の枠で、お話をお聴きしています。
当然ご高齢の方が多く、70歳代~90歳代。認知症が進んでおられる方、身体の不自由な方など不自由の度合いも様々で、その方に応じたお話の聞き方など工夫が必要です。
昼間は、それぞれのお部屋から出て、サロンのようなところで過ごされる方が多いようです。お仲間との語らいに花が咲く方、一人静に座ったまま過ごされる方。それぞれの方の日課があるようです。また日々、生け花教室、書道教室、カラオケ大会、など様々なイベントも計画されており、興味のある方が参加されています。
対応される施設の方も女性男性共におられ、すれ違えば、皆さん明るく挨拶していただきます。利用者に対しても「どうですか」とよく声を掛けられます。でもお仕事は、お部屋の見回り、移動などの介助、排せつ・入浴のサポート、部屋の掃除、洗濯・・・と多岐にわたり、とても忙しい様子です。「一人一人になかなかゆっくりお話を聴いてあげられなくて」とのことから、傾聴ボランティアのお薦めがあるようです。
ご依頼は、利用者ご本人からではなく、ご家族の「なかなか行けないし、行ってもゆっくり話を聴けないし」ということでのご希望が多いです。
何かと話が弾み「もう帰るの?また来てね」と言われると嬉しくなります。
施設の方、ご家族の方の気持ちにこたえること、その方にいい時間を過ごしていただくことなど「傾聴のスキルを活かして誰かの役に立つ」ことが実感できることも多いです。
そして私自身が傾聴の実践経験になること、人生の先輩方から学ぶこと、考えさせられることも多いです。
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PENSEEの傾聴ボランティア活動は、マネタイズを目的としないものの、学んだ技術を活かし、多くの人々に届けたいという思いから行われています。具体的には、介護施設で高齢者の方々の話をお聞きする活動を行っており、今後は保護者の方々など、さまざまな方々の声に耳を傾ける活動も検討しています。
普段傾聴の実践の場がない方、何かしらの社会貢献をやってみたいと考えておられる方、傾聴ボランティアにご興味のおありの方はいつでもご連絡ください。
PENSEEは、「傾聴のかかわり」を通して、全ての人々が輝いた人生を歩める社会を「創造」し、永続的に「発展」させ、将来世代へ「継承」することを理念とした一般社団法人です。
この理念に賛同いただけるキャリアコンサルタント・カウンセラーの方々と共に協働していくため、「PENSEE俱楽部」という会員制度を設けております。詳しくはこちらをご覧ください。(https://x.gd/Uz1nF)
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