一般社団法人PENSEE-パンセ-

1月2週目キャリアカウンセリング実践勉強会の振り返り

1月2週目のキャリアカウンセリング実践勉強会では、PENSEEが大切にしている「伝え返し」のスキルを磨く練習会が行われました。このスキルは、クライアントとの共感を深め、信頼関係を築く上で欠かせないものです。今回の勉強会では、参加者全員が初めての方や久しぶりの方も含め、充実した時間を共有しました。

伝え返しの練習:言葉を超えた共感のトレーニング

今回のテーマは「伝え返し」でした。クライアントが語った内容を的確に受け止め、それを言葉で返すことで、相手が自分の気持ちを再確認できるようにサポートする技術です。

参加者の感想から、以下の学びが共有されました:

  • 言語化の難しさ
    自分が感じたことを言葉にする難しさが、多くの参加者にとって共通の課題でした。これにより、クライアントも同じように自分の気持ちを言葉にするのが難しいということを理解する良い機会になりました。
  • オノマトペやニュアンスを活用する
    明確な言葉にできないときは、オノマトペや感覚的な表現を用いて返す方法が提案されました。「ガーッとした感じ」「モヤモヤする感覚」といった表現も、共感を伝えるのに有効であることが確認されました。
  • 言葉の背景にある感情を捉える
    言葉そのものだけでなく、その背後にある感情や感覚を丁寧に捉えることが重要であることが繰り返し強調されました。

初めての参加者の感想:学びと挑戦

初参加の方々からは、「他の参加者の発言が参考になり、自分の対応のイメージが湧いた」「瞬発力や語彙力を鍛えなければならないと感じた」という感想がありました。また、久しぶりの参加者からは、「基礎的な練習を改めて行うことで、初心に戻れた」「共感力と伝える力を一挙に磨ける良いトレーニングだ」という声が寄せられました。

クライアントの気持ちを尊重する大切さ

練習を通じて、クライアントが自分の気持ちを言葉にする際の努力や、それを受け止めるカウンセラーの姿勢の重要性が再認識されました。特に、以下の点が議論されました:

  • クライアントが選んだ言葉を丁寧に扱い、尊重すること
  • 言葉の背景にある感情や思いに共感を示すこと
  • 完璧な言葉選びを目指さず、意図を共有することの大切さ

次回の勉強会のお知らせ

次回の勉強会では、伝え返しの練習をさらに発展させ、実践的なロールプレイを通じてスキルを深めていく予定です。参加者全員が安心して挑戦できる雰囲気を大切にしていますので、初めての方もぜひご参加ください!

キャリアカウンセリングのスキルアップを目指す方、この貴重な学びの場で新たな気づきを得ませんか?お申し込みや詳細については、事務局までお気軽にお問い合わせください。次回の勉強会でお会いできることを楽しみにしています!

PENSEEは、「傾聴のかかわり」を通して、全ての人々が輝いた人生を歩める社会を「創造」し、永続的に「発展」させ、将来世代へ「継承」することを理念とした一般社団法人です。

この理念に賛同いただけるキャリアコンサルタント・カウンセラーの方々と共に協働していくため、「PENSEE俱楽部」という会員制度を設けております。詳しくはこちらをご覧ください。(https://x.gd/Uz1nF
また、活動に関する情報は以下のチャンネルでも発信しております。ご興味のある方はぜひチェックしてください。
公式LINE:https://lin.ee/AfSWpmZ
Facebook:https://www.facebook.com/pensee.2012
note:https://note.com/pensee_/all
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UC4I32NusKpe1LPsOgB4YILw

上部へスクロール