一般社団法人PENSEE-パンセ-

キャリア支援者が学び合う対話会:大学生支援とキャリア教育の現場から

キャリア支援者が学び合う対話会:大学生支援とキャリア教育の現場から

こんにちは!一般社団法人PENSEEです。
3月1週目のキャリアカウンセリング実践勉強会は、**「対話会」**をテーマに、キャリア教育や世代ごとのキャリア支援について語り合いました。
今回の勉強会では、大学生支援の現場での気づきや、子どもたちへのキャリア教育のあり方について、実践者同士がじっくりと話し合う貴重な時間となりました。


大学生支援の現場からの気づき:「どんな言葉をかけるか?」

あるグループでは、大学生支援に関わるメンバーが集まり、日々の相談対応について意見を交わしました。

  • 「学生が求めているのは何か?」
    「最近、福利厚生に関心を持つ学生が増えている」という話題から、就職活動時の不安や価値観の変化について話が広がりました。
    一人ひとりの学生にどう寄り添い、どんな言葉をかけるのが適切なのか、参加者同士で考えを共有しました。
  • 「学生支援における“気づき”」
    それぞれの支援方法について語り合う中で、「そんな風に言葉をかけるんだ!」「その視点は新鮮!」といった新たな学びが生まれました。
    参加者からは「自分では気づかなかった視点を得られた」「支援の方法に幅を持たせるヒントになった」との声も。

世代間ギャップとキャリア支援:「未来をつくるキャリア教育とは?」

別のグループでは、「キャリア教育」をテーマに話が展開。

  • 「キャリア教育=職業教育?」
    現在の中学校・高校のキャリア教育は、職場体験などの「職業教育」の側面が強く、本来の「キャリア=人生」という広い視点が抜け落ちてしまうことがある、という指摘がありました。
  • 「大人が魅力的であることが、子どもたちの未来につながる」
    子どもたちに直接関わることだけがキャリア教育ではなく、身近な大人がいきいきと働いている姿を見せることが大切ではないか、という意見も出ました。
    「未来の世代を輝かせるには、まず大人が輝くこと」「そのためにキャリアコンサルタントが果たす役割は大きい」との共通認識が生まれました。
  • 「キャリアコンサルタントができること」
    直接的にキャリア教育に関わらなくても、大学生や社会人を支援する中で「考え抜く力」「自分で選択する力」を養うことが、次世代のキャリア形成につながるのではないか、という意見が印象的でした。

参加者の声:「対話の価値を再確認」

  • 「世代間の違いを超えて語り合うことで、新しい発見があった」
    参加者の年代や経験が異なるからこそ、多様な視点が交わり、学びが深まる場になったという声が多数ありました。
  • 「答えのない問いに向き合う時間が貴重」
    「キャリア教育とは?」「どうすれば学生の支援がより良くなる?」といった、明確な答えのない問いを考え続けることが、キャリア支援者としての成長につながると感じた方も多かったようです。
  • 「普段の勉強会とは違う、じっくり話せる場の大切さ」
    普段の勉強会ではスケジュールがタイトになりがちですが、今回は対話を中心に進めることで、じっくり話し合う時間が持てたことが好評でした。

次回の勉強会のお知らせ

来月も月初の対話会を実施予定です!
また、日曜日のワークショップでは、会員同士の交流を深める機会もありますので、ぜひご参加ください。

テーマのリクエストも大歓迎ですので、「こんなテーマで話したい」「この分野について深掘りしたい」といった希望があれば、遠慮なくお寄せください!

PENSEEは、「傾聴のかかわり」を通して、全ての人々が輝いた人生を歩める社会を「創造」し、永続的に「発展」させ、将来世代へ「継承」することを理念とした一般社団法人です。
この理念に賛同いただけるキャリアコンサルタント・カウンセラーの方々と共に協働していくため、「PENSEE俱楽部」という会員制度を設けております。詳しくはこちらをご覧ください。(https://x.gd/Uz1nF

また、活動に関する情報は以下のチャンネルでも発信しております。ご興味のある方はぜひチェックしてください。
公式LINE:https://lin.ee/AfSWpmZ
Facebook:https://www.facebook.com/pensee.2012
note:https://note.com/pensee_/
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UC4I32NusKpe1LPsOgB4YILw

上部へスクロール