11月の傾聴ワークショップは、恒例の「聞き合う会」。
テーマを限定せず、安心して語り・聴き合うことを目的に開かれたこの会では、
参加者それぞれが仕事や人生、組織、そして自分自身の課題について語り合いました。
笑いあり、共感ありの時間の中で、
“話すことで気づく”“聴くことで整理される”という傾聴の原点が改めて実感される回となりました。
▼ 開かれた場だからこそ話せる安心感
冒頭では「この会は否定されない安心感がある」「毎回時間があっという間」という声が多数。
互いに耳を傾けながら、自分の考えを少しずつ言葉にしていくプロセスが、
キャリアカウンセラーとしての“内省力”を磨く時間になっているようです。
「どんな話をしても、発展的に受け止めてもらえる場。
自分を見直す研鑽の時間になっている。」
「人が増えることより、ここに集う人が安心して語れることが大事。」
パンセらしい“対話の文化”が息づく、あたたかい雰囲気に包まれたスタートでした。
▼ 話しながら整理される、自分の“いま”
ある会員さんからは、「話すことで自分のモヤモヤが整理されていく」という実感の声。
社内でキャリア研修を担当している立場から、課題設定と成果の明確化という視点が共有されました。
「問題設定をどうするか、成果物をどう提示するか。
それがキャリア支援の納得感を生むのだと改めて感じた。」
「話しながら考えることで、“整理の力”が自然に鍛えられていく。」
参加者からも「傾聴は、相手を整えるだけでなく、自分を整える行為」という共感が広がりました。
▼ 「聴く」側から「話す」側へ ― 表現する心地よさ
主催の松尾代表も、今回は“聴く側”よりも“話す側”としての感想を共有。
「この会は“聞き合う会”として設計しているけれど、
正直、今日はたくさん話してスッキリしました(笑)」
会を支える側でありながら、安心して開示できる空気。
それこそが、この場の魅力であり、
“傾聴文化の成熟”を象徴する瞬間でもありました。
▼ 多様なテーマ、深まる対話
今月は特に、組織・キャリア・人生という多層的な話題が飛び交いました。
「組織論」から始まり、自分のキャリアの次のステップを考える対話
「10年後を見据え、どんな準備が必要か」という将来視点の話
「問題解決の前に、“問題に気づく”力が必要」という気づきの共有
「時代も自分も変わる。
何かを“決めて走る”より、方向を感じながら歩むことも大事。」
「日常では浅い会話が多いけれど、ここでは深い話ができる。」
そんな言葉が交わされるたびに、場の空気が少しずつ柔らかく、温かくなっていきました。
▼ 代表コメント
終盤では松尾代表から軽妙なジョークも。
「次は宗教法人でも立ち上げようか(笑)
みんなすでにメンバーということでよろしいですか?」
笑いが起こり、場が一層和やかに。
“真面目さとユーモアの共存”こそ、パンセの持ち味。
安心して笑い合える関係が、学びの土台を支えています。
▼ 次回予告
次回の傾聴ワークショップは 12月14日(日) に開催予定。
「傾聴は、話を聞くことではなく、“人とつながること”。
そのつながりの中で、私たちは自分を見つめ直していく。」
次回も、“聞き合うことで見える安心と気づき”の場でお会いしましょう。

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